みらい創研ゼミナールコラム編集部です。
史上最年少の15才で、将棋のプロである「四段」に昇格した藤井聡太さんが話題ですね。桁外れな才能を持つ一方、素直でさわやかな印象で多くの人を魅了しています。
その姿を見て「我が子もこのように育ってくれたら…」という気持ちになった保護者さまは多いのではないでしょうか。
今回のコラムでは、藤井聡太さんのお母さま・裕子さんの育児について調べてみました。
史上最年少プロ棋士・藤井聡太四段は中学校3年生
5才の頃にプレゼントされた入門用の将棋セットに夢中になり、小学校1年生時には大学生と互角に対戦できるレベルだったという藤井聡太さん。
あどけなさを残す少年ですが、ベテラン棋士と互角に将棋を打つ眼差しからは勝負士の気迫を感じます。
その素顔は、愛知県の有名進学校でもある名古屋教育大学附属中学校の3年生。
宿題は全て学校で済ませ、自宅では主にリビングで将棋の研究をしたり、将棋関連の書籍を読むなどして過ごされているそうです。
かといってインドア派というわけではなく活発で、50mは6秒8で走れるという俊足の持ち主であるとのこと。
藤井聡太さんを、このようなバランスの良い少年に育てられたお母さま・裕子さんとはどのような方なのでしょうか?
藤井聡太さんのお母さま・裕子さんとは
藤井聡太さんのご両親は、同じ大学で出会われて結婚されたとのこと。
お父さまは大手企業勤務で、現在はご自宅のある愛知県瀬戸市を離れて単身赴任をされているようです。
お母さまの裕子さんは、20代でご結婚されて以降、専業主婦として育児・家事に専念されてきたご様子です。
ご趣味はバイオリン演奏で、地域のオーケストラに所属され、音楽を楽しまれているとのこと。
バイオリンという優雅な特技をお持ちである点から、裕子さんご自身が教育全般にご理解のある環境で育たれてきたのではと推察いたします。
藤井聡太さんの才能を伸ばした環境とは
藤井聡太さんは、モンテッソーリ教育を実践する幼稚園をご卒業されたそうです。
「子どもは、自らを成長・発達させる力をもって生まれてくる。 大人(親や教師)は、その要求を汲み取り、自由を保障し、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない」
(出典:日本モンテッソーリ教区綜合研究所)
このような理念を掲げる環境に身を置かれたことは聡太さん、そしてお母さまである裕子さんに大きな影響があったのではないでしょうか。
将棋に専念できるよう中学受験で、中高一貫校である名古屋教育大学附属中学校に進学されたことの背景になっているのでは、と感じます。
高校受験のプレッシャーがない環境で将棋に専念できたことは、藤井聡太さんの才能の開花に大きく貢献されたことでしょう。
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高校進学を控えている藤井聡太さんには、複数の通信制高校から支度金を用意した上でのオファーがあったそうです。
しかし、裕子さんは高校への進学をすすめられたとのこと。
藤井聡太さんの長い人生を見据えられた、堅実な選択だと感じます。
編集部Uは、藤井聡太さんの才能とバランスの良さは、お母さま・裕子さんの持つ、よい意味での普通さから育まれたのではという印象を受けました。
そこには、子どもを天才として育てたいという思い以上に「自分に合った環境で、まっすぐに成長してほしい」という控えめな親心を感じます。
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03-6413-6261(みらい創研究ゼミナール 桜新町校/担当:石川)
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