
世田谷区桜新町の個別指導塾、みらい創研ゼミナールコラム編集部です。
一都三県の中学受験では主な公開模試が4種類あります。
具体的にはSAPIX・四谷大塚・日能研・首都圏模試です。
今回は、それらの模試の種類と活用法に加え、当塾の中学受験サポートの姿勢をお伝えしましょう。
中学受験に公開模試が必要な理由
「今の実力」を客観的に把握できる
今日の中学受験において、公開模試の受験は欠かせません。
塾の週例テストよりも幅広い母体と比較できるため、実力と志望校との距離感を現実的に把握できます。
一方で、模試の種類によっては受験者層のレベルが高いため、低めの偏差値が出る点にご注意を。
主催元ごとの特徴を理解した上での受験がおすすめです。
志望校との距離感を把握し、学習計画に反映できる
模試で得られる志望校判定は、目標までの到達度を明確にしてくれます。
教科と単元ごとの特徴を成績表で分析できるため、学習計画をより精密に立てることができるからです。
偏差値アップには、苦手な教科と苦手な単元の克服が欠かせません。
ケアレスミス等で欠点していた範囲の学習が得点になるからです。
模試の結果を活かし、前向きに成績アップにつなげましょう。
中学受験本番の緊張感を経験できる場として活用
公開模試は会場受験が基本です。
時間配分や問題形式、受験当日の雰囲気に慣れておくことで、実際の入試でのパフォーマンスが大きく向上します。
私立中学校を試験会場とする模試もあるので、試験慣れの機会として積極的に活用しましょう。
一都三県の中学受験公開模試【4選】
次に、一都三県でポピュラーな中学受験の公開模試4選を紹介しましょう。
四谷大塚|合不合判定テスト:中学受験のスタンダード
四谷大塚が主催する「合不合判定テスト」は、全国最大規模の受験者数を誇る模試です。
年間6回実施され、志望校ごとの合格可能性を細かく判定してくれます。
基本から応用まで幅広く出題され、オールラウンドな実力が問われます。母体数が大きいため偏差値や合格判定の信頼度が高く、受験校選びの重要な指標となります。
サピックス|SAPIXオープン:難関校向けの実力試し
「サピックスオープン」は、受験者のレベルが非常に高いことで知られています。問題の難易度も高く、特に思考力・記述力を問う問題が多く出題されるのが特徴です。
Aタイプ・Bタイプに分かれた構成により、お子さんの得意・不得意を客観的に把握できます。
最難関校志望者に向けて実施されるため、偏差値が低めに出る点にご留意ください。
日能研|全国公開模試:幅広い層に対応、R4偏差値が特徴
日能研の全国公開模試は、難関校から中堅校まで幅広い志望校層に対応しています。
模試の結果返却が早く、詳細な分析レポートも提供されるため、次の学習への反映がスムーズです。
合格可能性80%の偏差値「R4」で合否の目安が示され、実力をわかりやすく把握できます。
首都圏模試センター|統一合判:中堅校向け、初模試にもおすすめ
首都圏模試センターが主催する「統一合判」は、特に中堅校志望者に適した模試です。
難易度は比較的平易で、初めて公開模試を受けるお子さまも取り組みやすいでしょう。
公立中高一貫校向けの適性検査型模試も実施しており、多様な進路に対応しています。
その他の模試|早稲田アカ・市進などの独自模試
早稲田アカデミーや市進学院なども、各塾独自の公開模試を開催しています。
これらは塾のカリキュラムに沿って構成されており、塾生の習熟度チェックに有効です。ただし受験者数が少ないため、偏差値よりも順位や得点に注目して活用するといいでしょう。
模試の選び方|世田谷区のご家庭が意識したい3つの視点
1. 「軸とする模試」を選ぶ
塾に通っている場合は、まずは塾主催の模試を中心に受けるのが自然な流れです。
四谷大塚生なら合不合、サピックス生ならSAPIXオープン、日能研生なら全国公開模試が基本になります。
個別指導や無所属のご家庭は、首都圏模試を軸にすることで客観的な立ち位置を把握しやすいでしょう。
みらい創研ゼミナールでは、中立的な立場でお子さまの学力を評価できる「首都圏模試」をおすすめしています。
塾のカリキュラムにとらわれない総合的な出題が中心となる小学6年生の秋以降は、四谷大塚の「合不合判定テスト」をおすすめすることもあります。これは、より実戦的な問題を通じて、志望校への到達度を客観的に把握できるためです。
さらに、埼玉県の1月受験や東京都・神奈川県の2月受験に向けて、受験生と保護者の皆さまに寄り添った丁寧なカウンセリングを行い、万全の体制でサポートいたします。
2. 志望校と模試の難易度を合わせる
難関校を目指す場合は、受験者層のレベルが高い模試(例:SAPIXオープンや合不合)で自分の実力を試すことが大切です。
逆に中堅校~一般校狙いであれば、首都圏模試や日能研の模試の方が適切な判定が得られます。
難関校を目指す母体が多い模試は問題が難しく、偏差値が低めに出ます。お子さまのモチベーションアップにつながる模試を選択しましょう。
3. 会場の通いやすさと模試スケジュールの調整
模試は都内各地の中学校や塾で行われます。
人気の会場は定員がすぐ埋まってしまうこともあるため、早めの申し込みがおすすめです。
私立中学校が会場である場合、試験時間に保護者向け説明会が開催されます。待ち時間を有効活用してはいかがでしょう。
2025年度向け|年間スケジュールで見る模試の活用法
4月〜6月:学力の現状を知る「導入期」
新学年に入り、まずは現在の実力を測る時期です。
四谷大塚の第1回合不合判定テストや日能研の実力判定模試などを活用し、志望校との距離感を測ります。
この時期の結果をもとに、夏までの学習課題を明確にしておきましょう。
7月〜8月:夏の成果を確認する「実力養成期」
夏期講習が開催される夏休み時期は、開催される模試が少なめです。
夏期講習で学んだ内容の定着度を確認する機会として、タイミングを合わせて受験するのがおすすめです。
9月〜11月:合格可能性を見極める「判定期」
秋から冬にかけては、毎月のように模試が開催されます。各社の模試が集中する時期でもあるため、優先順位をつけて選びましょう。
この時期の結果が出願校の選定に大きく影響するため、復習と並行してしっかり取り組んでください。
12月:出願・受験直前の「最終確認期」
12月には、合不合やサピックス・日能研の直前模試が実施されます。
最終的な志望校判定や安全校の確認に活用し、過去問対策と並行して最終調整を行う時期です。
中学受験の模試に関するQ&A
Q1. 偏差値や判定はどのくらい当てになるの?
偏差値の信頼度は模試の規模によります。受験者数が多い模試(例:合不合、日能研)ほど精度が高い傾向にあります。小規模模試では順位や得点の方が参考になります。
Q2. たくさん受けたほうがいいの?
模試は受けすぎても効果が薄れることがあります。月1回程度を目安に、復習に時間をしっかり確保することが重要です。目的に応じて厳選しましょう。
Q3. 成績が悪かったら志望校を変えるべき?
一度の模試結果で判断するのは早計です。数回の結果を見て傾向を掴みましょう。どうしても偏差値が届かない場合は、安全校の見直しを検討することも必要です。
中学受験模試の偏差値は戦略的に活用しよう!
公開模試は、お子さんの実力を測るだけでなく、受験戦略を立てるための大切なツールです。
冷静に分析しながら、模試結果を最大限に活用していきましょう。
志望校の偏差値と乖離した模試を受けたり、受験準備をはじめたばかりの4年生が必要以上に多くの模試を受けたりすると、お子さまの負担を増やしかねません。
戦略的なスケジュールで、「試験慣れ」の姿勢を養いましょう。
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