多くの受験生が苦手とする受験面接。
その面接の対策方法を数回に渡ってお届けします。
今回は「気になるニュース」と「感動した出来事」の受け答えについてです。
面接態度に関する対策Tipsは下記の記事をご参照ください。
「気になるニュース」を聞かれたときの受け答え例
「最近気になるニュースはありましたか?」という質問には、社会に関心を持っているか、どういう方向にアンテナを広げているか、どういう考えの持ち主なのか、といったことを知りたい意図があります。
背伸びをして無理に政治経済などの難しい問題を語るよりは、自分の地域に密着した地元のニュースや、好きなスポーツのトピックを取り上げた方が、あなたの人となりが伝わりやすいでしょう。
■気になるニュース「スポーツ選手の移籍問題」の場合
○○選手の移籍問題が気になります。
○○選手とは地元が近いので、高校時代の頃から親近感を憶え、ずっと応援してきました。
○○では食べ物が合わなかったと聞きます。
僕も○○の料理を調べて画像をたくさん見たのですが、どれも美味しそうには見えませんでした。
今度の移籍先は料理が美味しいイタリア国内だといいなと思います。
「感動」は敷居が高い?他の言葉に置き換えて考えよう
「感動した出来事は?」という質問には、あなたの感受性や人となりを知りたいという意図があります。
「感動体験」などというと、とても大げさに聞こえ、「心が震えて感動したことなんて最近あったかな?」と多くの人が戸惑ってしまうのではないでしょうか。
大作映画を見て感動した、ベストセラー本を読んで泣いた、被災地の救助活動に感動した、などでも良いのですが、より身近なエピソードの方が好まれる傾向にあります。
そこで「感動」という言葉を、「心が温まった」「心が動いた」「感心した」「なるほど!と思った」「すごいと思った」「びっくりした」などのハードルが低い言葉に置き換えて、もう一度考えてみましょう。
授業中の教室、放課後の校庭、通学路、友だちと遊びに行った公園、コンビニ、ゲームセンター、プール、家族で訪れた旅行先、電車の中、バスの中、塾の授業、塾の帰り道……。
あらゆる日常の場所で、何か驚くような体験はありませんでしたか?
そうやって考えていくと、たくさんのエピソードが出てくるのではないでしょうか。
■感動のエピソード「夏の日の出は早い」
昼寝をたくさんしてしまった日の翌日、たまたま深夜4時に目が覚めたのですが、外がもう明るくなっていたのにはびっくりしました。
普段やったことのないランニングをして、早朝の澄んだ空気を一人占めしました。
■感動のエピソード「緑の生命力はすごい」
通学路でいつも通りがかる家の前にあった、隙だらけの緑のカーテンが、いつのまにかビッシリと濃くなっていたことに驚きました。
緑の成長の早さには毎年感心させられます。
■感動のエピソード「人の役に立ててうれしかった」
電車の中で具合が悪くなった人を、周囲の大人たちがみんなで助けていて、感動しました。
自分は何もできなくてただ黙って見ていただけですが、電車が止まったときに駅員さんを呼ぶために大きな声を出しました。
とても恥ずかしかったのですが、近くにいたおばあちゃんに“よくやったね”と褒めてもらい、なんだかうれしかったです。
面接ではいつも以上に自分を良く見せようと頑張ってしまう人が多いようですが、緊張が高まっている時にいつも以上の自分を見せるというのは困難です。
「いつも以上の自分」ではなく、「いつも通りの自分」を意識して臨めば、緊張もほぐれ、面接官への印象も良くなるでしょう。
塾に通う、その前に!
とにかく成績を上げたい!
とにかく合格したい!
そんな思いが日本中の塾で渦巻いています。
しかし、塾に通おうとする前に考えてみてください。
学校でいったいどれだけの時間を使って勉強をしていますか?
みなさんは学校で毎日6時間×週5日間=合計30時間は授業を受けていると思います。
そして英語や数学も週5~6時間は授業を受けているはずです。
毎月120時間…1年間で1000時間!!
それで結果が出ない状況を、週2回~週3回程度の塾の授業で挽回しようとするのはどう考えても無理ではないですか? …続きを読む
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03-6413-6261(みらい創研究ゼミナール 桜新町校/担当:石川)
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本コラムは、限定個別指導のみらい創研ゼミナールが運営するコラムです。
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