みらい創研コラム編集部です。
全国の公立小学校・中学校の児童生徒と保護者を対象にした文科省の実態調査によると、約7割の生徒たちが学習塾以外の習い事や部活動に打ち込んでいるそうです。
しかし受験勉強が忙しくなってくると、習い事や部活動などに費やす時間調整が難しくなり、両立を諦めて習い事・部活動の方をやめてしまうお子様が多いのだとか。
受験に専念するためには致し方ないことですが、習い事で培ったさまざまなスキルを途中で放棄してしまうのは、少しもったいないような気がします。
習い事には、世の中への視野を広げるだけでなく、人間的な成長や成熟をうながすという勉強だけでは得難い一面もあります。
そこで今回は「習い事・部活」と「高校受験」は両立できるのかを考察いたします。
習い事がお子様に与える効果とは?
習い事は、おおまかに4種類に分けられます。
- ピアノやバイオリン、ギター、ドラムなどの「音楽系」
- 水泳やサッカー、野球、体操、武道などの「スポーツ系」
- クラシックバレエやリトミック、ヒップホップなどの「ダンス系」
- 英会話や絵画教室、そろばん、書道などの「教養系」
いずれもテクニックだけでなく、集中力や計画性、言語能力や運動能力などの社会性(脳科学者・澤口俊之氏いわく人間性知能「HQ」)を高めてくれ、学ぶ喜びや楽しみを自然に身につけることができます。
高校受験の勉強が始まったら、習い事・部活はどうする?
高校受験を意識するようになると、学習塾に入塾したり、授業科目を増やしたりして、より勉強に没入する時間が増えることでしょう。
しかし、習い事を楽しんでいるお子様には、受験勉強に即専念させるのではなく、まずは勉強との両立を考えてみてあげてください。
すぐにやめさせてしまうことは、お子様の将来の可能性を狭めるだけでなく、学習へのモチベーション低下にもつながりかねません。
まずは、お子様とこれからどうしていきたいかを真剣に話し合いましょう。
お子様に「受験も習い事も両立して続けていきたい!」という前向きな意思があるのなら、受験にかけられる時間は減ってしまいますが、その分、お子様の学習意欲は上昇し、集中力を高めた効率的な学習ができるかもしれません。
また、習い事や部活の先生にもその考えを伝え、相談してみましょう。
受験勉強に集中したい時期は一時的にお休みし、終わればまた復帰できるような選択があるかもしれません。
学習塾の先生にも相談をしてみよう
今後も習い事を続けていきたいという“強い意志”がお子様にあるのならば、習い事の先生だけでなく、学習塾の先生にも相談してみましょう。
習い事で培ったスキルを活かせる課外活動や行事が設けられている志望校が見つかるかもしれません。
学習塾の先生は受験のプロです。お子様の性質を理解したうえで、受験との両立に関する適切なアドバイスをくれることでしょう。
まとめ
お子様にとって「高校受験合格」とは、ゴールではなく通過点のひとつです。
まずはお子様の意思を尊重し、その先の将来を見据えて、習い事や部活を続けていくべきかどうか、ご家族みなさんで判断していただくことが望まれます。
みらい創研ゼミナールでは個別指導ならではの、受験生ひとりひとりに見合った学習指導を行います。
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習い事と受験の両立に悩んだら、ぜひご相談ください。
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03-6413-6261(みらい創研究ゼミナール 桜新町校/担当:石川)
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