多くの受験生が苦手とする受験面接。
そんな面接の対策方法を、数回に渡ってお届けします。
今回は「自己評価」と「中学校の思い出」の受け答えについてです。
面接態度に関する対策Tipsは下記の記事をご参照ください。
長所・短所などの「自己評価」に関する受け答え例
「長所・短所」は、客観的な自己評価能力を判断する質問です。
- 長所:マイペース、短所:のんびりしすぎる、遅れを取りやすい
- 長所:空気が読める、察する能力に長けている、短所:人の顔色を伺いすぎて自分の意見が言い出せない
- 長所:後輩などの面倒見が良い、短所:おせっかいすぎる
など、長所と短所が相反さないものであれば良いでしょう。
さらに長所にプラスして、それを象徴するようなエピソードがあれば披露しておきたいものです。
■長所のエピソード例
母娘でフルマラソンに参加したのですが、先行者の中から次々と脱落者が出る中、マイペースを守り走って続け、10時間かかりましたがなんとか完走することができました。
母はリタイアしたので、今までよくお小言をもらっていたのですが、しばらくのあいだお小言は言わなくなりました。
また短所を述べる場合は、改善しようと努力し、反省している姿勢を感じさせるエピソードがあれば、悪い印象は残らないはずです。
■短所のエピソード例
長所、短所ともに負けず嫌いなところです。
テスト勉強や部活動では功を奏することもあるのですが、失敗することもあります。
つい最近も兄妹でテレビゲームをして兄が勝ち続けるので、自分でも信じられないほど涙が溢れてきてしまいました。
兄はすごく慌てていましたが、その場で泣き止むことができなかったので、あとでチョコをあげて、驚かせてごめんね、と謝りました。
印象に残っている出来事「中学校の思い出」に関する受け答え例
「中学校生活で印象に残っていること、楽しかったこと、うれしかったこと(逆に悲しかったこと・悔しかったこと)」
この質問では、たくさんある思い出の中から取捨選択する早さと、要点をまとめる力などが見られています。
事前にいつの、どの思い出を、どういった流れで話すのかをまとめておけば、本番では慌てずに落ち着いて話すことが可能です。
またその出来事によって、自分の心境にどのような変化が生じたのか、どういった成長があったのか、を客観的に話すことができればパーフェクトです。
■例1 校内の合唱コンクールでクラスが1位を取った
大勢で一致団結し、一つの目標に向かう素晴らしさと、それを達成する喜びを知ることができました。
今後どんな小さな規模のコンクールや大会でも、常に全力で真剣に取り組んでいきたいと思いました。
■例2 校内の合唱コンクールでクラスが惜しくも3位になってしまった
ほかのクラスよりも遅い時間まで残ってたくさん練習をしましたが、結果は期待した通りのものではありませんでした。
当時はとても悔しい思いをしましたが、頑張った過程が重要だったのではないかと今では思います。
気になるニュース・感動した出来事編につづきます。
塾に通う、その前に!
とにかく成績を上げたい!
とにかく合格したい!
そんな思いが日本中の塾で渦巻いています。
しかし、塾に通おうとする前に考えてみてください。
学校でいったいどれだけの時間を使って勉強をしていますか?
みなさんは学校で毎日6時間×週5日間=合計30時間は授業を受けていると思います。
そして英語や数学も週5~6時間は授業を受けているはずです。
毎月120時間…1年間で1000時間!!
それで結果が出ない状況を、週2回~週3回程度の塾の授業で挽回しようとするのはどう考えても無理ではないですか? …続きを読む
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03-6413-6261(みらい創研究ゼミナール 桜新町校/担当:石川)
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