高校受験において、受験勉強とともに重視されるのが「面接への対策」です。
しかし面接に対して、むやみに緊張する必要は全くありません。
入学したいと思っている初対面の学校の先生たちを前にして、緊張せずに自分が思っていること全てをイメージ通りに話せる自信がある、という中学生はほとんどいないでしょう。
ほとんどの皆さんは面接が苦手なので、条件はほぼ一緒です。
事前に質問のシミュレーションをしておき、対策さえとっておけば、面接は意外とたやすいものですし、あまり難しく考える必要はありません。
それでは、高校受験の面接でよく出る質問と、その対策を数回に分けてご紹介しましょう。
まず第1回目の今回は、「自己紹介(自分の氏名と中学校名)」と「志望動機」について解説します。
自己紹介は元気よく
まずは自分の名前と中学校名、クラス、受験番号等を、大きな声で、元気良くハキハキと答えましょう。
面接態度に関する対策Tipsもぜひご参照ください。
単純な志望動機はこう言い換えよう
独自の教育方針や、学校がとくに力を入れている分野、変わった行事等があれば、「~といった校風に惹かれて」「~に参加したくて」と答えると印象が良いでしょう。
また有名な部活動、著名な卒業生などがいるようであれば、「彼らに憧れて志望しました」などと答えることができればベストです。
さらに「ゆくゆくは彼らと肩を並べ、学校を代表するような存在になりたい」などと将来への展望や意欲を語れば、ほぼ完璧です。
このように、校風や部活動などに志望動機を絡めて語ることができれば良いのですが、現実は「自宅から学校が近いから通いやすい」「学力的に相応するから受けた」「制服がかっこよかった(かわいかった)」「設備が新しくてキレイ」等の極めてシンプルな動機が圧倒的多数かもしれません。
そういった動機が単純な場合は、そのまま答えるのではなく、ポジティブに言い換えてみましょう。
■家が近い・通学が便利
「家が近いため、昔からこの学校の先輩たちの姿をよく見かけていまして、幼少時から今日までずっと憧れを抱いていました」
等の感じのよい言い方に改めてみましょう。
■学力に相応しているから
「私の叔父がこの学校の卒業生で、今はとある医院に努めているのですが、叔父の活躍を見て、私も叔父のようになれたらいいなと思い、この学校を志望しました」
などと卒業生の活躍などに絡めてみると良いかもしれません。
■制服がかっこよかった(かわいかった)
「以前から慕っていた部活の先輩と街で会ったのですが、そのときに本校の制服を着ていまして、素敵だなと思い、先輩への憧れがより強いものになりました。同時に私もその制服を着てみたいと思い、以来この学校を意識するようになりました」
などと先輩とのエピソードを絡めてみると、だいぶ印象が変わります。
■校舎がキレイ
「新設校ということで校舎も設備も真新しいため、とてもフレッシュな気持ちで学校生活を送ることができそうだと感じました。こちらの学校の歩みと、私の高校生活の歩みが同時に始まるのだとすれば、それはこれ以上ない喜びです」
このように、トイレがきれい、体育館にある設備が新しい、など見たままを述べるのではなく、フレッシュな気分になれる、等のポジティブな理由をつければ、志望動機として説得力があります。
自己評価・中学校の思い出編につづきます。
塾に通う、その前に!
とにかく成績を上げたい!
とにかく合格したい!
そんな思いが日本中の塾で渦巻いています。
しかし、塾に通おうとする前に考えてみてください。
学校でいったいどれだけの時間を使って勉強をしていますか?
みなさんは学校で毎日6時間×週5日間=合計30時間は授業を受けていると思います。
そして英語や数学も週5~6時間は授業を受けているはずです。
毎月120時間…1年間で1000時間!!
それで結果が出ない状況を、週2回~週3回程度の塾の授業で挽回しようとするのはどう考えても無理ではないですか? …続きを読む
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03-6413-6261(みらい創研究ゼミナール 桜新町校/担当:石川)
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本コラムは、限定個別指導のみらい創研ゼミナールが運営するコラムです。
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