夏休みを前にお子さんにどうやって塾をすすめようか考えていらっしゃる親御さんが多いかと思います。
とくに受験生のお子さんをお持ちの方は、「受験生なのだから、夏休みの間に少しでも学力をつけて欲しい」と思っているのではないでしょうか。
しかし、子どもは親の気持ちを中々わかってくれず、「勉強は嫌いだから、夏期講習には行きたくない」と反発したりするものです。
無理矢理行かせたくはないけれど、どこにも行かせないのは心配だという親御さんに、「無理なく夏期講習をすすめる方法」をお伝えいたします。
即効性高し!ご褒美のお約束
夏休みに夏期講習に行くためには、少なくとも夏休み前には申し込みをしておかなければなりません。
そのため、即効性の高い「ごほうび作戦」が、多くのご家庭で実施されているようです。
例えば、「夏期講習に通って、夏休み明けのテストで良い点数がとれたら欲しいものを一つ買ってあげる」とか、「夏期講習を頑張ることができたら、欲しがってたスマホを買ってあげる」「お小遣いをアップしてあげる」という風に、ごほうびを決めて「やる気」を出してもらう作戦です。
ご家庭の教育方針もあるかと思いますので、強くおすすめするわけではないのですが、お子さんが、まだ志望校などが決まっていなくて勉強の目的がつかめていない場合は、即効性の高い方法です。
とことん説得 志望校や夢について話す
「お小遣いや物で納得させたくない」という親御さんは、志望校や夢、将来どんなことをしたいかを親子で話しあい、夏期講習に行くことがお子さんのメリットになることを伝える方法があります。
この方法は、時間がある程度かかるかと思いますが、志望校の決定にも役立つのでオススメです。
目的が見つからないと、勉強を頑張ることは出来ないので、「何のために勉強するのか」「勉強するとどんな良いことが待っているのか」「自分の未来にどんな影響があるのか」など、親子で話し合ってみることが良いかと思います。
その時、親御さんは、自分の高校時代の楽しい話や、高校での経験がどんな風に今に役立っているかを伝えてあげると良いかと思います。
お子さんによっては、夢や自分の将来をすぐには描けないと答えることもあるかと思いますが、すべての中学生が将来の夢を持っているわけではありませんし、夢がないこと=ダメな子でもありません。
「夢がない」という話しになったら、どんなことが好きなのか、なにをしている時が楽しいのか、将来どんなお家に住みたいとか、どんな人になりたいとか、職業以外の将来像を話してみてください。
対面で話しをしているだけでは、高校受験へのモチベーションが高まらないなと感じたら、学校見学や学校説明会などをオススメするのも良いかと思います。
夏期講習を受ける前のモチベーションアップ
夏期講習を受講して学力アップするためには、「モチベーション(やる気)」が非常に重要です。
やる気が出ないまま受験勉強をすすめていても中々、学力はアップしないものです。
親御さんは、焦ってしまうかと思うのですが、もしも、夏期講習についてお子様が反発している場合は、今回のコラムに書いた内容をぜひ、試していただいて、少しでもやる気を引き出してあげてくださいね。
やる気が出た状態で夏期講習を受ければ、きっと学力はアップするはずですよ。
塾に通う、その前に!
とにかく成績を上げたい!
とにかく合格したい!
そんな思いが日本中の塾で渦巻いています。
しかし、塾に通おうとする前に考えてみてください。
学校でいったいどれだけの時間を使って勉強をしていますか?
みなさんは学校で毎日6時間×週5日間=合計30時間は授業を受けていると思います。
そして英語や数学も週5~6時間は授業を受けているはずです。
毎月120時間…1年間で1000時間!!
それで結果が出ない状況を、週2回~週3回程度の塾の授業で挽回しようとするのはどう考えても無理ではないですか? …続きを読む
受験対策や普段の学習に関するお悩みがあるなら、
まずは相談してみてはいかがでしょう?
03-6413-6261(みらい創研究ゼミナール 桜新町校/担当:石川)
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本コラムは、限定個別指導のみらい創研ゼミナールが運営するコラムです。
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