世田谷区桜新町の個別指導塾、みらい創研ゼミナールコラム編集部です。
中学受験準備をスタートさせて間もない保護者様は「模試の偏差値、こんなに低いの?」と感じることがあります。
模試の偏差値は、母集団によって大きく変わります。一般的に中学受験の偏差値は、高校受験より、おおよそ10~15低い値が出る傾向があるのです。それをご存知ない方だと、驚かれることがあるでしょう。
今回は、「偏差値」を上げる方法と、模試結果の効果的な活用方法を解説いたします。
「偏差値」とは?
偏差値とは、テストなどの点数が平均「50」からどのくらい差があるかということを示す数値で、全体の中のおおよその順位をあらわします。
具体例を上げ説明しましょう。
テストで「80点」という点数を取ったと仮定します。90点や100点などそれ以上の点数を取る人が多ければ、偏差値は下がります。
一方で、同じ80点を取っていても、周囲が30点や40点といった成績であれば、偏差値は高く出ます。
つまり偏差値とは、母集団の性質によって変わる相対的なものなのです。
中学受験と高校受験の「偏差値」はこう違う!
高校受験模試の「偏差値」
文部科学省は令和2年度の高等学校等への進学率は98.8%であると発表しています。今日では義務教育である中学校を卒業すると、ほとんどの生徒が高校へ進学しているのです。
高校受験の模試は、学区内のトップ校を狙う生徒から、あまり勉強に熱心でない生徒まで、多くの生徒が受験しています。
偏差値が比較的高めに出るのは、母集団の学力や勉強へのモチベーションに大きな隔たりがあるからです。
中学受験模試の「偏差値」
一方で、中学受験の模試を受ける母集団は、どのようなものでしょうか。
東京都教育委員会が公開している令和2年度公立学校統計調査報告書の調査結果の概要(小学校・中学校)を調べました。
令和元年度の東京都の公立小学校卒業生96,868人のうち、国立中学校へ進学した生徒は408人(0.4%)、私立中学校へ進学した生徒は17,859人(18.4%)。
つまり中学受験をした生徒は、全体の18.8%。さらに踏まえておきたい事実として、今日の中学受験においては、一般的に小学校中学年からの塾通いが一般的です。
中学受験の模試の母集団は、ほぼ毎日、学校以外の場所で受験対策の勉強をしています。公立小学校での学力上位層といって差し支えないでしょう。
そのような属性の受験者がほとんどである中学受験模試の偏差値は、高校受験より低く出ます。
同じ「偏差値50」であっても、高校受験と中学受験では全く意味が異なるのです。
中学受験の模試で「偏差値」を上げる方法って?
中学受験の模試で偏差値を上げるには、どうしたらいいでしょうか。
偏差値の母集団は、模試の主催元によって大きく変わります。最難関校を目指す塾・中堅校~難関校を目指す塾・中立的な試験センター、それぞれの模試で出る数値は、20前後、違いがでます。
さらに、大手進学塾が主催する「模試」では、事前に「説明会」が実施されることがあります。説明会には、模試を受ける生徒に類似問題を解説したり、講師が保護者向けに受験のトレンドをスピーチしたりといったプログラムが含まれています。
その塾の生徒と、それ以外のお子さまとで開きが出ることは致し方ないでしょう。
また、中立的な試験センターの模試で高い偏差値を出したお子さまが、最難関校を目指す塾の模試を受けてみると著しく偏差値が下がること、そしてその逆はよくあることです。
「偏差値」はこのように、学力以外の要因に左右されます。とりまく状況をよく見て判断しましょう。
中学受験模試の結果を学力アップにつなげよう!
模試の結果は、「偏差値」を見て終わりにしないことが重要です。
偏差値の数値に一喜一憂するのではなく、教科ごとに棒グラフやレーダーグラフで表示される学習範囲ごとの正答率で「弱点」を把握して活用しましょう。
算数を例に挙げて解説いたします。「計算問題」「図形」に正解が多くても、「文章題」に誤答が多いとしましょう。
そんなお子さまが苦手分野「文章題」を克服するには、継続可能なメソッドの繰り返しが効果的です。
問題文の音読、問題文を図にしてみるなど、さまざまなやり方がありますが、重要なのはお子さまの個性に合った方法の選択です。
苦手分野を克服し学力を底上げするためには、お子さまのペースに合った学習方針の策定が必須なのです。
適切な方法で”苦手”を”得意”にすれば、「偏差値」、そして「学力」は自然に上がっていくでしょう!
中学受験準備は「個別指導塾」がおすすめ!
学力向上は、一朝一夕に成し遂げられるものではありません。
講師は生徒を細やかに観察し、「つまづき」が起きている箇所を把握し、改善する必要があります。
学校のような1対多の講義の場合、生徒一人ひとりの理解度の把握は、難しいことがあるでしょう。
お子さまの個性にあった受験対策のためにも、きめ細やかな指導とカウンセリングを実施する塾を選びましょう!
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