「子どもが全然自宅で勉強しないのです。家庭学習の習慣を身につけるには、どうしたら良いのでしょうか。」というお悩みをよく耳にします。
受験を控えたお子様をもつ親御さんが、自宅で全然勉強をしていないお子様を見て心配になってしまう気持ち、とても良くわかります。
今回のコラムでは、「中学生の平均勉強時間」をテーマに、どのようにすれば、お子様が家庭学習に取り組むようになるのかをお伝えします。
全国的な学年別の平均勉強時間
「Benesse 教育研究開発センター」が2007年に実施した、家庭教師や塾・予備校などの時間を含め、平日、学校以外でどのくらい勉強しているのか(平日の家庭学習時間)という調査によると、「2時間」以上勉強する子どもの割合は、中学生が最も多いという結果がでました。
これは、小学生、中学生、高校生に実施した調査ですが、おそらく中学生のほぼ全員が「高校受験」を意識しているため、家庭学習時間が長くなっていると考えられます。高校受験のために勉強を頑張っている中学生が多いということですね。
家庭学習を目的にするのではなく、家庭学習をしたくなることが大切
一方で、「家庭学習時間の調査」は、自宅での勉強に限らず、家庭教師や塾・予備校などの時間を含めているので、実際に「自宅で勉強している時間」ではないというところを意識してお話しすると、自宅でコツコツ勉強を行えるお子様は非常に少ないのが現実です。
人には個性があり、学習タイプもその個性によって様々です。
何も言われなくてもコツコツ勉強できる子は、確かにいます。
でも、多くの子は目的もなくコツコツとは学習できません。
もしも、お父様お母様が「コツコツ学習することが大事」と思っていらっしゃるとすれば、ちょっとだけアドバイスをさせてください。
まずはお子様に、「家庭学習をすることが大事だな。」と思える目標を持ってもらうお手伝いをしてあげてください。
人は、目的や目標を持つことで『モチベーション』がアップします。
家庭学習をすることが目的ではなく、目標を達成するために家庭学習をすることが大切であることを再確認したうえで、そのためにはどうすれば良いかを一緒に考えてあげましょう。
目標は何でもよいと思います。
「高校受験に合格したら◯◯できる!」とか、「テストの点が良かったら、お小遣いがアップ」等、お子様が達成したくなるような目標を一緒に見つけてあげることが大事です。
達成したい目標が見つかると、お子様は自然に勉強するようになります。
どんな勉強方法が合っているかは、子どものタイプによって違うもの
目標があって家庭学習をすること自体は、とても良いことだと思いますが、勉強時間を増やしたら成績が上がるかというと、残念ながらそうではありません。
大事なのは、自分にあった勉強方法をみつけることです。
個性を上手に活かして勉強することができれば、学力もアップしていきます。
みらい創研ゼミナールでは、お子様それぞれの「学びスタイル」に合った学習方法をご提案しています。
潜在能力を引き出すためのポイントとなるパーソナリティ(個性)を科学的に分析し、お子様の個性に合った学習方法をご提供するというものです。
学習する環境やどのような講師が指導しているのか、など、気になる方はぜひ、「教室見学」にお越しください。
塾に通う、その前に!
とにかく成績を上げたい!
とにかく合格したい!
そんな思いが日本中の塾で渦巻いています。
しかし、塾に通おうとする前に考えてみてください。
学校でいったいどれだけの時間を使って勉強をしていますか?
みなさんは学校で毎日6時間×週5日間=合計30時間は授業を受けていると思います。
そして英語や数学も週5~6時間は授業を受けているはずです。
毎月120時間…1年間で1000時間!!
それで結果が出ない状況を、週2回~週3回程度の塾の授業で挽回しようとするのはどう考えても無理ではないですか? …続きを読む
受験対策や普段の学習に関するお悩みがあるなら、
まずは相談してみてはいかがでしょう?
03-6413-6261(みらい創研究ゼミナール 桜新町校/担当:石川)
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本コラムは、限定個別指導のみらい創研ゼミナールが運営するコラムです。
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