中学受験を目指す多くの方が一度は、耳にするであろう「御三家」という言葉。
もともと「御三家」とは、東京大学合格者を多く輩出するとされる中学校3校のことで、関東圏の男子御三家は「開成中学校」「麻布中学校」「武蔵中学校」
がこれにあたります。
しかし、最近、3校をしのぐ勢いで、東京大学合格者を輩出している「新御三家」
と呼ばれる男子中学校が登場しています。
今回のコラムでは、男子中学校の新御三家各校の校風や教育理念などをご紹介します。
駒場東邦中学校
1957年、昭和32年に設立。
■校風
「青少年に明るい未来への夢を持たせよう」という教育理念のもと、学校法人東邦大学が設置した中学校。近年、御三家の「武蔵中学校」をぬき、新御三家としてトップクラスの東大合格者を出している。
授業は、「分割授業」という独特のカリキュラムを用いており、例えば、40名クラスの場合、20名に対して1人の講師がつくという、少人数制を実施している。
また、様々な有名特別講師を招いて講座を設け、生徒たちの刺激になるキャリア教育を実施。学校行事では、あのウォーターボーイズが有名で、イベント当日は整理券が配られるほど。
海城中学校
1891年、明治24年、海軍予備校として創立。1900年、明治33年、海軍予備校を海城学校と改称。
■校風
建学の精神は、『国家・社会に有為な人材の育成』。教育理念として、「リベラルでフェアな精神を持った新しい紳士の育成」をかかげている。
授業進度が速く、中1〜高1までの4年間を基礎学力をつける期間としており、中学は、宿題量も多い。オリジナルプリントを使用した授業や、放課後80分補習の時間があるのも特徴。
体験学習が多く実施され、中1で「山の家」と呼ばれる3泊4日の登山を交えたキャンプ、その他関西・沖縄方面への修学旅行などを通して歴史・文化を学び、集団での協調性を養う。
巣鴨中学校
1910年、明治43年、私塾「巣園学舎」として創立。東京大空襲により学校施設を焼失し、1947年、昭和22年、巣鴨中学校として復旧。
■校風
教育理念は、「学問・芸術・体育の一体的修練により、少年の豊かな可能性を拓く」。教育理念にもあるとおり、体育系・文化系ともにユニークな学校行事が多い。例えば、山梨県〜東京都までを約8時間かけて歩くという「大菩薩峠越え競歩大会」や、千葉館山で行われる「巣園流水泳学校」(海で実施)などがある。他校では、味わえない行事を体験しながら、精神的にタフになれるよう人材育成している。
志望校決定のために、親ができること
「我が子の性格や個性に合った学校ってどこなんだろう…」と迷ってしまうかと思うのですが、それは、お父様お母様がお子様の未来を真剣に考えていらっしゃるからこそです。
お子様が輝く未来を手にするためには、自分の未来を感じながら学習に取り組むことが必要ですし、未来をイメージすることが出来ると、志望校も決定しやすいかと思います。
まずは、お子様に「なりたい自分」をイメージしてもらう機会を増やしてあげると良いかと思います。
「なりたい自分」をイメージするには、お子様に社会を教えてあげることが大切です。
憧れる人や職業について知ること(社会科見学や学校見学など)、世の中の出来事を知ること(ニュース番組・ドキュメンタリー映画・歴史博物館・伝記など)は、自分をみつめる良い機会になると思います。
ぜひお子様と一緒に、受験合格のその先にある未来を想像してみてくださいね。
塾に通う、その前に!
とにかく成績を上げたい!
とにかく合格したい!
そんな思いが日本中の塾で渦巻いています。
しかし、塾に通おうとする前に考えてみてください。
学校でいったいどれだけの時間を使って勉強をしていますか?
みなさんは学校で毎日6時間×週5日間=合計30時間は授業を受けていると思います。
そして英語や数学も週5~6時間は授業を受けているはずです。
毎月120時間…1年間で1000時間!!
それで結果が出ない状況を、週2回~週3回程度の塾の授業で挽回しようとするのはどう考えても無理ではないですか? …続きを読む
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03-6413-6261(みらい創研究ゼミナール 桜新町校/担当:石川)
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