中学へ入学して最初の夏休み。
小学生の時は、夏休みの宿題プラス読書などで良かったかもしれませんが、中学生になるとそうもいきません。
夏休みにしっかりと宿題をやって1学期の復習を済ませておかないと2学期のスタートから「あれ?1学期にこんなこと習ったっけ…。」ということになりかねません。
夏休みに宿題をしない中学1年生は、秋のテストで「やばい!かなりマズイ…。」という成績をとってしまうケースも少なくないので、そうならないためにもしっかりと、夏休みの勉強計画を決めておくことが大切です。
今回は、「中学1年生の夏休みの勉強方法」についてお伝えします。
生活リズムはきちんと、家庭学習は午前中にすべし
子どもの成長期のこの時期、生活リズムを保つことは、学習環境を整える意味でもとても重要です。
いつも朝7時に起きていた子どもたちが、学校が休みとなると、昼まで寝てしまうなんてことは、夏休みの「あるある」ですよね。
子どもたちも日々の暮らしで疲れているから、「休みの日は、遅くまで寝ていたい。」と思うのは当然なのですが、これが落とし穴。
生活のリズムが乱れると頭が上手に働きません。
できるだけ、同じ時間に寝て同じ時間に起きるよう心がけることが大切です。
そして、朝、ちゃんと起き、家庭学習を午前中に済ませてしまうのが基本です。
午前中は、頭がクリアです。
脳科学者茂木健一郎氏によると、「午前中が創造的な仕事をするゴールデンタイム」とのこと。さらに、起床後30〜60分は、昼間のストレスに対処するため、ストレスに負けないように頑張ってくれる抗ストレスホルモン「コルチゾール」
が大量に分泌されるため、勉強ストレスにも耐えられる強い時間帯なのです。
夏休みの目標・計画を立てる
ついつい、だらだらとテレビを見たり、ゲームをしたりと時間の区切りなく過ごしてしまうのが、夏休み。
「何もしないで、夏休みを過ごしてしまったな…。」ということにならないためには、目標・計画をたてることが大事です。
目標は、勉強だけでなく、部活の目標や読書の目標、チャレンジしてみたいことは、何でもとにかく書き出してみましょう。
そして、それを達成するためにどうすれば良いかを考えて、なるべく夏休みに入る前に日々の計画をたてるようにしましょう。
これがきちんと出来れば、だらだらせずに、子どもにとって素敵な夏休みを過ごすことができます。
勉強のメインは、1学期の復習
中学1年生で夏休みに勉強すべきことは、1学期の復習です。
1学期で教わったことがきちんと理解して頭に入っていれば、2学期からスムーズに勉強をすすめられます。
1学期で教わったことが理解できていないと、2学期に入ってから復習をしなければならず、勉強量も増え、大変な思いをすることになってしまいます。
まずは、1学期の復習をして、「完全に1学期の内容が理解出来た」と思ったら、2学期に向けての予習をしてみると良いと思います。
夏休みの勉強法で大事なことは、3つ。
- 生活リズムはきちんと、家庭学習は午前中にすべし
- 夏休みの目標・計画を立てる
- 勉強のメインは、1学期の復習
夏休みをどのように過ごすかは、中学生にとって大きなポイントです。
中学1年生の夏休みは、この3つのポイントを意識して過ごしてみてはいかがでしょうか。
塾に通う、その前に!
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しかし、塾に通おうとする前に考えてみてください。
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03-6413-6261(みらい創研究ゼミナール 桜新町校/担当:石川)
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