中学3年生の夏休みは、高校受験に向けた勉強をしなければなりません。
中学1年生、2年生の時の気持ちで、夏休みを過ごしてしまうと、秋以降の一気に受験モードという学校の雰囲気についていけなくなってしまうので、この中学3年の夏休みで高校受験対策をしっかり行っておくと少し気持ち的にも余裕を持てます。
今回は、「中学3年生の夏休みの勉強方法、3つのポイント」をお伝えいたします。
ポイント1：中学1年生、中学２年生の復習をする
中学3年生の学習内容は、中学1年生、2年生で習ったことの応用だと考えてください。
公立中学に通っている子は、中学3年生の2学期も新しい内容を勉強します。（私立中学の子は、中学1、2年生で中学1年生〜3年生までの内容を学習してしまうところも少なくありません。）
この時になって、中学１、2年生で習った内容が理解出来ていないと、受験勉強もしなきゃ、中学１、2年生の復習もしなきゃで、てんやわんやになってしまいます。
夏休みに第一にすべき勉強は、「中学1年生、中学２年生の復習」と覚えておいてください。
ポイント2：高校受験対策の参考書を解く
高校入試試験の問題を見ておくのも、夏休みの重要なポイントです。
書店で高校受験対策の問題集をゲットして繰り返し問題を解いてみましょう。
いつも間違えてしまう問題は、ないか？
これまで学習した漢字や英単語で忘れていたものはないか、など、自分がどんな問題でつまずいているかを知ることが重要です。
もしも、暗記物（漢字や英語、歴史の年号など）でつまずいているなら、1日 10個とか、個数を決めて繰り返し暗記する事を心がけてください。
夏休みは40日間ですから、1日10個覚えるだけでも、400個の漢字や英単語、年号をものにすることが出来ます。
ポイント3：受験に必要なすべての教科を勉強する
中学3年生の夏休みは、苦手教科だけを勉強する方法はおすすめしません。
入試で出る教科（国語・英語・数学・社会・理科）は、まんべんなく学習しておくことが、受験勉強では大事になってきます。
私たちは、「苦手教科を勉強しなさい。」と小学生の時から言われてきていますが、実は、そんな風に考える必要はないのです。
アメリカの研究では、得意な分野を伸ばすことによって苦手な分野が克服できたという研究結果が上がっているほど、得意なことを伸ばすことは意味があることなのです。
得意な教科は、どこまでも点数を伸ばせる教科と考えて、より深く勉強してください。そうすれば、さらに点数を伸ばすことが出来ます。
受験生は、夏期講習を受けよう
しかし、家庭学習のみですべての教科を勉強する事は難しいものです。
夏期講習は、受験のプロから色々とノウハウを得ることが出来るので、おすすめです。
「夏期講習は、結局、一人の講師が、数十名のクラスで教えるんだから、学校の授業と変わらない…。」と感じている方もいるかもしれません。
「講師に直接わからないところを質問したり、教えてもらったりしたい」と考えている方は、「個別指導の夏期講習」はいかがでしょうか。
「個別指導の夏期講習」では、生徒1〜2名に対し、講師が1名という個別指導のスタイルのまま夏期講習を行いますので、分からないところを気軽に質問できたり、それぞれの生徒に合ったスピードと勉強スタイルで受講していただけます。
中学３年生の夏休みをどのように過ごすかは、受験生にとって大きなポイントとなります。
まだ迷っているという方、まずは、夏休みの計画を立て、様々な塾の夏期講習についての情報を集めてみると良いと思います。
教室見学や体験授業を受けてみると塾の雰囲気もつかめますよ。
塾に通う、その前に！
とにかく成績を上げたい！
とにかく合格したい！
そんな思いが日本中の塾で渦巻いています。
しかし、塾に通おうとする前に考えてみてください。
学校でいったいどれだけの時間を使って勉強をしていますか？
みなさんは学校で毎日6時間×週5日間＝合計３０時間は授業を受けていると思います。
そして英語や数学も週５～６時間は授業を受けているはずです。
毎月１２０時間…１年間で１０００時間！！
それで結果が出ない状況を、週2回～週3回程度の塾の授業で挽回しようとするのはどう考えても無理ではないですか？ …続きを読む
受験対策や普段の学習に関するお悩みがあるなら、
まずは相談してみてはいかがでしょう？
03-6413-6261（みらい創研究ゼミナール 桜新町校／担当：石川）
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本コラムは、限定個別指導のみらい創研ゼミナールが運営するコラムです。
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