中学に入ってから新たに加わる教科が「英語」、そして名前が変わる教科が「数学」となります。
家庭環境や家庭教育にもよりますが、英語の場合は未知の言語をコツコツと基礎から勉強しないといけませんし、数学は算数の勉強よりもさらに難易度がぐっと上がるので、この二つの教科に対して、特に苦手意識を持っている高校受験生も多いのではないでしょうか。
今回のコラムでは、高校受験で確実に合格するために有効な「数学の勉強方法」をお伝えいたします。
つまずいた原因を探してみよう
まずは日々の宿題や学力テストなどの結果を見て、自分が苦手とする問題や分野がどこにあるのかを把握する必要があるでしょう。
暗記漏れしている公式はないか、小数点や分数計算は大丈夫か、似たような問題なのに出来る問題とそうでない問題の違いは何か、などなど、つまずいた原因がどこにあるのかを見極めれば、その後の学習計画がぐっと立てやすくなります。
基本的な計算問題を解くのに時間がかかりすぎていて、あとの問題になるほど答えがおろそかになってしまうようであれば、基礎的な計算力不足と集中力が不足しているということになります。
毎日数分だけでもドリルを解く訓練を続けていけば、答えを導く時間も短縮できるようになり、集中力もついてくるはずです。
つまずきポイントが小数点や分数などの場合は、その範囲を基礎から学習しなおす必要があります。
まずはそれらの障害物を取り除いて基礎の力をつけてあげることが、数学の点数アップの近道といえます。
暗記と復習、そのポイントは?
数学と暗記は切っても切れない関係です。
しかし答えを丸暗記するのではなく、解き方を覚えるということが重要です。
また、なんとなく解けたからといって一度で終わりにしてしまわず、解き方が身につくまで何度か同様の問題を解いて復習することも大切です。
とくにわからなかった問題は理解度が深まるまで、何度も復習しましょう。
応用問題がサラサラと解けるようになれば、もうそれ以上の復習は必要ないので、次の苦手単元に移りましょう。
“志望校の過去問集”はいつ解けばいいの?
志望校の選定が済んでいるようであれば、志望校の過去問題集などを取り寄せて、出題傾向を知ることも点数アップに大いに役立つでしょう。
ただし難関高校の場合は問題のレベルも非常に高いため、あまり早期に取り寄せてしまうと、ご自身が習っていない問題がズラッと並んでいて、逆にモチベーションダウンしてしまった……なんていうこともあるかもしれません。
そこで過去問題を学習するタイミングとしておすすめなのは、中学三年生の夏休みと、受験数ヶ月前あたり。
あまり直前すぎると問題を見て焦ってしまいかねませんので、お取り寄せはお早めに。
また過去問題集を解くのは夜ではなく、休日の朝から昼にかけての時間帯をおすすめします。
試験本番の環境に近い時間帯に問題を解くことに慣れていれば、試験当日により緊張しづらくなるという利点があるのと、試験勉強で夜型になっている身体のリズムを戻してあげるという2つの効果が望めるからです。
試験問題に取り組む環境に気をつけたり、本番と同じ時間設定をして問題を解いてみるなど、イメージトレーニングをしておくことは受験をするうえで、とても大切なことです。
夏休みや春休みなどの学校の休みを活用して、ぜひ、こういったことにトライしてみてくださいね。
塾に通う、その前に!
とにかく成績を上げたい!
とにかく合格したい!
そんな思いが日本中の塾で渦巻いています。
しかし、塾に通おうとする前に考えてみてください。
学校でいったいどれだけの時間を使って勉強をしていますか?
みなさんは学校で毎日6時間×週5日間=合計30時間は授業を受けていると思います。
そして英語や数学も週5~6時間は授業を受けているはずです。
毎月120時間…1年間で1000時間!!
それで結果が出ない状況を、週2回~週3回程度の塾の授業で挽回しようとするのはどう考えても無理ではないですか? …続きを読む
受験対策や普段の学習に関するお悩みがあるなら、
まずは相談してみてはいかがでしょう?
03-6413-6261(みらい創研究ゼミナール 桜新町校/担当:石川)
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本コラムは、限定個別指導のみらい創研ゼミナールが運営するコラムです。
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