みらい創研ゼミナール編集部です。
小学校では遊び中心の生活を送っていたお子さんも、中学生になると勉強に部活動に、忙しくも充実した学校生活を送ることとなります。
さらに3年生になれば周囲の雰囲気とも相まって「受験」というものを否が応でも意識し始めますが、中学1・2年生の時点では日々のことに夢中になるあまり、将来の進路について真剣に考えているお子さんは少ないように思います。
しかし、1・2年生のうちから高校受験に向けてできることはたくさんあるはず!
そこで今回は、高校受験に向けて「中学1年生・2年生のうちからできることとは何か?」を考察していきます。
初めての「定期テスト」への心がまえ
中学生になった途端に成績が落ちるのはなぜ?
つい先日まで小学生だったお子さんたちにとって、人生で初めて自分の成績が数値化される中学1年1学期の中間テスト。
この初めての定期テストの結果は、とても重要なものといえるでしょう。
とくに極端に成績が悪かった場合は注意が必要です。
「小学校では良い成績だったのに、中学に入った途端、なぜこんなに悪くなるの?」と不安に思う親御さんもいらっしゃるでしょう。
定期テストは学年を重ねるにつれ、徐々に難しくなっていきます。まずは小学校の勉強を「本当に理解できているのか」を見極め、復習に励むことが重要です。
小学校のテストは「簡単に100点が取れる」ように作られている
小学校で受けるテストというのは比較的簡単に100点がとれ、時間内にほとんどの生徒が問題を解き終わるように作られており、テスト結果だけでお子さんの能力を見極めることは困難なのです。
たとえば、90点を取ったお子さんが2人いるとしましょう。
1人はスラスラと問題を解いて開始後早々に書き終わり、もう1人はテスト時間ギリギリまでかかりました。
両者ともに同じ90点で決して悪い成績ではありませんが、実は2人の間には、問題の理解度や問題を解く処理速度に歴然とした差があるのです。
小学校でおこなわれるテストの点数だけではそれらの差を見抜くことは難しく、中学校の定期テストの段階になって徐々にあきらかになっていくのだそうです。
高校受験に向けて1年生、2年生の段階からやるべきこと
「定期テスト」には全力で挑む
「中学3年生になってから本気出す」。
これでは受験まで一年弱しかありませんし、やることは山盛りです。
中学1年の初めての中間テストから全力で取り組むようにしていくことが重要です。
間違えた箇所や苦手なものが徐々に判明していきますし、時間をかければ苦手を克服することも容易となります。
全力で努力をしていけば、テストの結果が出ることも待ち遠しくなり、「勉強の楽しさ」を見出しやすくなるのではないでしょうか。
「予習」よりも「復習」を大切に
復習を重点的におこなうことにより、現時点までの勉強内容をしっかり理解しておくことが受験にとっては重要です。
それには、学校で出された宿題を毎日コツコツとこなし、教科書や副教材のドリルなどを大いに活用することです。
わからないことをそのまま放置して持ち越してしまうと、疑問点が雪だるま方式に増え、大きくつまづいてしまう恐れがあるからです。
3年生になってから、大きくなってしまった疑問点をひとつひとつ解いていくのでは遅すぎます。
予習は“復習が十分にできてから”で良いのです。
将来像を見い出せば「合格」へのモチベーションにもつながる
勉強の成績というものはお子さんの努力次第です。しかし今後の進路について考えるきっかけを与えることは、親御さんの役目かもしれません。
たとえば、お子さんが興味を持っている分野や得意な教科をあらかじめ把握しておき、それらに関連した職業や知識を学べる学校の話などを家族の日常会話の中で小出しにふれてみるのです。
何気ない会話をしていくなかで、お子さんなりに「こんなことを勉強をしてみたい」「この職業に就きたい」といった将来の展望を見出していければ、受験合格へのモチベーションにもなり、大幅な合格率UPにもつながるのではないでしょうか。
塾に通う、その前に!
とにかく成績を上げたい!
とにかく合格したい!
そんな思いが日本中の塾で渦巻いています。
しかし、塾に通おうとする前に考えてみてください。
学校でいったいどれだけの時間を使って勉強をしていますか?
みなさんは学校で毎日6時間×週5日間=合計30時間は授業を受けていると思います。
そして英語や数学も週5~6時間は授業を受けているはずです。
毎月120時間…1年間で1000時間!!
それで結果が出ない状況を、週2回~週3回程度の塾の授業で挽回しようとするのはどう考えても無理ではないですか? …続きを読む
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まずは相談してみてはいかがでしょう?
03-6413-6261(みらい創研究ゼミナール 桜新町校/担当:石川)
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