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保護者の皆様へ サピ○◯◯に通わせているが成績が上がらない…中学受験のための塾が今のままでいいのかわからない… 私立に入ったはいいが授業についていけない…進学が危うい、とにかく成績を上げたい…

高校受験のために“内申点”を上げるには?

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みらい創研コラム編集部です。

「内申書」や「内申点」というと、高校の推薦入試を受ける受験生にとって、面接や小論文などとともに非常に重要な意味をもつポイントのひとつとして知られています。

しかし時代に合わせて学習指導要領というものは、つぎつぎと改訂されていきます。

私たち保護者の世代が受験生だったころとは受験制度もガラリと変わり、都立高校の一般入試においても「内申点」はかなり重要視される要素となりました。このことは都内で高校受験されるお子様をお持ちの保護者様なら、もうご存じなのではないでしょうか。

それでは、実際に「内申書」や「内申点」は入試でどの程度のウェイトをしめるのか。また受験への心理的負担をとりのぞき、合格への自信にもつながるよう内申点を高得点に導くには、一体どういった方法があるのか。

今回はその具体的な方法をお伝えしたいと思います。

2002年から“本人の努力次第”で内申点は評価されるように

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ずっと以前、私たち保護者世代が学生だったころ、「内申点」というものは学年やクラスの中での成績で“相対的”に1〜5の5段階評価で決定されていました。
最上級の「5」と評価されるのは学年・クラスの中でも○%の生徒、「4」が○%、などと高い評価がもらえる人数はあらかじめ決められていました。これを「相対評価」といいます。

しかし2002年の学習指導要領改訂により、「相対評価」ではなく「絶対評価」へと移行しました。
先生が決定した指導目標を達成していれば、全員に高評価がつけられることになったわけです。
つまり、周りにいる生徒の成績や環境にかかわらず、本人の努力次第で良い内申点をもらうことが可能になりました。

結果的に5〜4の評価が増え、1〜2を付けられることがぐっと減る傾向にあります。
「相対評価」から「絶対評価」に変わったこと。これは2002年からの大きな変化といえます。

学力試験と内申点の比率は?

比率

都立高校では2016年(平成28年)度の入試より、全日制課程は原則として5教科(英数国理社)入試となり、学力試験と内申点の比重が「7:3」で全校統一されることとなりました。以前は7:3、6:4、5:5、4:6の中から各校が選択していたそうです。また定時制の場合は3〜5教科入試、比率も各校選択となります。

要するに都立高校の入試では、学力検査点700点満点と調査書(内申書)300点満点を合算した1,000点が満点となり、この順位で合格者が決定されます。学力検査試験は5教科100点満点で合計が700点となるよう調整され、残り300点が内申点となるわけです。

受験日の試験結果だけでなく、普段の学校生活で算出される内申点がいかに重要か、おわかりいただけたかと思います。

では次の項目で、東京都の中学校で算出している「換算内申」という算出方法を見ていきましょう。

都内中学校で内申点を算出する方法「換算内申」とは?

計算

9つそれぞれの教科の内申点が5段階評価で算出されることには変わりありません。
主要5教科(英数国理社)の内申点はそのままで、それ以外の“実技教科”とも“副教科”ともいわれる、技術/家庭、体育(保険)、美術、音楽の計算方法が変わりました。

主要5教科の満点が25点実技4教科は4×5=20点にさらに2をかけた40点が満点9教科全部の満点は65点となりました(改訂前は実技4教科20点に1.3をかけて26点を満点とした)。

つまり、実際の入試では試験を実施しない、実技4教科の内申点が以前と比べてはるかに重視されるようになった、というわけです。

極端な言い方になりますが、以前は不得意な実技教科には目もくれず、主要5教科だけに注視して勉強に励めば受験に打ち勝つことができましたが、今は違います。学力も“総合力”を求められる時代になったのでしょう。

内申点を上げる3つのポイント

すべての教科の内申点を上げる主な手法として、以下の3つが上げられます。

定期テスト・小テストの結果

本番の受験だけでなく、日頃おこなわれる中間テストや期末テスト、授業前などにチェックがてらおこなわれる小テストで良い成績を残せているか。

授業態度

授業開始時に席についているか、先生の話をきちんと聞いているか、居眠りしていないか、だらけた姿勢をとっていないか、私語をつつしんでいるか、ノートはきちんと取っているか、当てられたときに受け答えができるか、授業以外でも先生に挨拶ができているか、など。

宿題・提出物

提出期限に間に合っているか、制作物・成果物に手抜きはないか、苦手な課題にも努力して取り組んでいるか、など。

内申点UPには“本人の努力”だけでなく“保護者のサポート”も大事

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例えば上記にあげた「宿題・提出物」の管理や、授業態度、体調管理など、本人の努力だけでなく、保護者様によるサポートも重要な意味を持っています。

また、受験生にとっては9教科全てが大事な教科であり、苦手教科をおろそかにしてしまうと内申点は上がりません。

とくに苦手な実技教科にかんしては、得意とする生徒の方に注目が集まりやすく、モチベーションを維持し続けることは非常に困難ですが、保護者様の精神面のサポートなどによって改善する可能性もあります。

以上のことから、内申点UPへの努力は生徒本人だけでなく、保護者様の管理やサポートの姿勢も重要である、ということが言えます。

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03-6413-6261(みらい創研究ゼミナール 桜新町校/担当:石川)

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