受験生を持つ親御さんなら一度は「夏は受験の天王山」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
「夏休みを制した者が受験を制する」といった意味合いの言葉です。
中学受験生がいらっしゃるご家庭では、夏を制するお子様のことを考えて、「今年は家族旅行やめようか」などといった話をしている頃かもしれませんね。
今回は「受験生がいる家族は、夏の旅行を控えるべきか」というお話をしたいと思います。
3日間だけ集中して休もう
長期休暇となれば、ご家族で旅行を楽しむご家庭も多いかと思います。
しかし中学受験を控えたお子様がいらっしゃる場合、この夏休みに家族旅行はどうするべきか、悩まれているご家庭も多いことでしょう。
「○○くん(ちゃん)だけ置いて、ほかのみんなで楽しむには気が引ける……」
確かに悩ましい問題です。
この際、どこへも行かずに受験生のお子様と家族全員で一丸となり、夏を制するぞ!と団結しているご家庭もあるかもしれません。
あるいはお子様自身が気を遣って、ご自分は学習塾が主催する夏期講習や夏期合宿に参加し、それ以外のご家族は旅行へ行ってきていいよ、と提案することもあるでしょう。
またご兄弟がいる場合、そのお子様まで受験に巻き込むのもいかがなものか、などなど、悩みはつきません。
そこでご提案です。
ご家庭皆様のお休みが合う3日間だけ、ちょっと離れた場所に2泊する、というのはいかがでしょうか。
3日間だけ集中して、思い切り夏休みを楽しむのです。
リフレッシュタイムが重要
受験生のお子様自身も、学習塾の夏期講習に、塾で出された課題に、学校の宿題に、と常に勉強に追われてプレッシャーを感じているかもしれません。
そんな中、ちょっとした束の間のリフレッシュタイムを取ることは、その前後の受験勉強へのモチベーションにもつながり、学習効率も捗ります。
ダラダラと休暇を過ごすのではなく、勉強の息抜きとして家族旅行を活用してみるのです。
旅行で家族の絆を深め、お子様と一緒に夏を制しましょう
「毎年夏は海外旅行が定番」というご家庭の場合、短期間での海外旅行は弾丸ツアーとなりますので、それぞれの負担を軽減するために、今年は国内旅行に変更してみてはいかがでしょう。
息抜きにおじいちゃん、おばあちゃんに会いに行くのもお子様にとっては良いかもしれません。
遠方に住んでいるご親族に会いに行くのが負担であれば、受験が終わる2月、3月に里帰りの約束をして、近場の温泉に一泊、という形に変更してみてもいいでしょう。
または近場のキャンプ場でロッジを借り、キャンプを楽しんでみるのもいいかもしれません。
ハイキングや釣りなどと組み合わせて、自然と触れ合う機会を設けてみてはいかがでしょう。
大自然の中で家族の絆を深めておき、ご家族全員でこの夏を制しましょう!
塾に通う、その前に!
とにかく成績を上げたい!
とにかく合格したい!
そんな思いが日本中の塾で渦巻いています。
しかし、塾に通おうとする前に考えてみてください。
学校でいったいどれだけの時間を使って勉強をしていますか?
みなさんは学校で毎日6時間×週5日間=合計30時間は授業を受けていると思います。
そして英語や数学も週5~6時間は授業を受けているはずです。
毎月120時間…1年間で1000時間!!
それで結果が出ない状況を、週2回~週3回程度の塾の授業で挽回しようとするのはどう考えても無理ではないですか? …続きを読む
受験対策や普段の学習に関するお悩みがあるなら、
まずは相談してみてはいかがでしょう?
03-6413-6261(みらい創研究ゼミナール 桜新町校/担当:石川)
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本コラムは、限定個別指導のみらい創研ゼミナールが運営するコラムです。
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