中学受験では試験問題を解く入試以外に、面接試験を設けている学校も多々あります。
だいたいの学校において学力試験ほど合否の判定を左右するものではないので、あまり気負わずに臨みたいところですが、たとえば試験結果の合否がボーダーライン上にあった場合や、第一志望者を積極的に取り込みたい学校の場合、面接を重要視することもあります。
試験の勉強ほどではありませんが、やはり面接においても十分対策は練っておきたいものです。
まずは中学受験の面接に関して、受験者本人の心構えや対策方法についてお伝えいたしましょう。
なにはなくともリラックス！
面接に挑むうえで、適度な緊張感があることは大切ですが、あまり緊張しすぎるのも考えもの。
試験会場に入る前に深呼吸をしたり、手をマッサージしたり、ご自分のジンクスやおまじないをして緊張しない自己暗示をかける、などの方法もあります。
また普段から面接のイメージトレーニングを綿密におこなっておくと、リラックスした状態で面接を受けることができて非常に効果的です。
面接のイメージトレーニングはより具体的に
面接のイメージトレーニングはなるべく詳細にしておくと良いでしょう。
面接官の先生にはどんな人がいるのか、どんな背格好をしているのか、どんな質問を投げかけてくるのか、答えによって笑ってくれる先生がいるのか、教室の窓はどんな感じか、日当たりは良いか、カーテンは閉まっているのか、風が吹いているのか、雨は降っているのか……等々、面接官のことや教室のこと、当日の気温や天候のことなど、とにかく具体的にイメージしておきましょう。
実際の面接時にイメージしていたとおりのことが目の前に現れたら、緊張感も薄くなり、スムーズに受け答えすることが可能となります。
話し方、立ち居振る舞いで人間性が出る
面接官は面接時の受け答えや、立ち居振る舞いで受験生の人間性を判断します。
面接ではなるべく好印象を持たれたいものです。
普段から丁寧なお辞儀のしかたや、人を不快にさせないドアの締め方、耳心地の良いしゃべり方、そして良い姿勢や歩き方などをお子様に教えてあげるようにしましょう。
よく出る質問集
ここで中学受験の面接でよく出る質問を並べてみますので、どういった答えがよいか、親御さんも一緒に考えてみてください。
- この学校の志望動機は？
- この学校に入ってやりたいことは？入りたいクラブ活動は？
- 小学校での一番の思い出は？
- 小学校生活で頑張ったことは？
- 得意科目は？その理由は？
- 趣味や特技はありますか？
- 将来の夢は？
- 友人関係は？友人とはどんな思い出がありますか？
- ご家族の構成、それぞれの関係は？
- 最近社会のニュースで印象に残ったことは？
- 併願校はありますか？
それぞれの質問にはどういった意図があるのかを想像しておくと、答えが考えやすくなるでしょう。
事前のイメージトレーニングにぜひ活用してみてください。
塾に通う、その前に！
とにかく成績を上げたい！
とにかく合格したい！
そんな思いが日本中の塾で渦巻いています。
しかし、塾に通おうとする前に考えてみてください。
学校でいったいどれだけの時間を使って勉強をしていますか？
みなさんは学校で毎日6時間×週5日間＝合計３０時間は授業を受けていると思います。
そして英語や数学も週５～６時間は授業を受けているはずです。
毎月１２０時間…１年間で１０００時間！！
それで結果が出ない状況を、週2回～週3回程度の塾の授業で挽回しようとするのはどう考えても無理ではないですか？ …続きを読む
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03-6413-6261（みらい創研究ゼミナール 桜新町校／担当：石川）
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