みらい創研ゼミナールコラム編集部です。
受験は子どもにとって、“人生最初の試練”と言っても過言ではありません。早い人は幼稚園や小学校からいわゆる「お受験」を経験するという人もいますが、多くの人は高校受験が最初の“試練”になるでしょう。
そんな中、多数派に先駆けて高みに挑む勇敢な一派がいます。それが中学受験で合格を目指して勉強する小学生達なのです!
中学受験の「合格」が意味するもの
体格や経験年数がものを言うスポーツと比べると、受験は費やした時間やかけた労力が結果に現れやすいと言えます。
逆を言えば、だからこそ受験での不合格は子供達にとって苦い思い出になりがちとも言えるでしょう。周りの友達が遊んでいる間、塾や家で勉強に費やした時間や努力を否定された気持ちになってしまうからです。
「こんなものサ。」と割り切れる子どもはそう多くありません。
さらにそこからもうひと段階落ち込むと、今度は自分で自分を否定しがちな考えを持つようになってしまうこともあるでしょう…
合格は、子供達にとっては「努力が報われた」「認めてもらえた」という事実に他ならないのです。転ばぬ先の杖として、早めに準備したい!という保護者さまは下記コラムもお読みください。
【中学受験エリート】小学校低学年からの自学自習が「未来」を切り開く
中学受験と「承認欲求」
承認欲求という言葉をご存知でしょうか?書いて字のごとく、「承認されたい」という欲求のことです。
承認欲求という感情は二つに大別されます。
- 他者承認(他人から認められたい)
- 自己承認(自分が自分の思い描く理想の自己として存在しているか、今の自分に満足しているか)
受験に失敗してしまった場合、おびやかされるのは後者です。
中学受験を志すがんばり屋のお子さんは、往々にして自分に対する要求の水準が高いことが多いでしょう。だから受験を突破できなかった自分を認めることができず、それがトラウマとなってしまう可能性があるのです。
勇気を持って挑戦したつもりが、かえって自信をなくし、努力を否定するような結果になってしまうのは親としても避けたいところ…
それでは、そのような事態を避けるためには、どのようなことができるでしょうか?
子どもに自信をつける併願校を選ぼう
さて、受験校は自身の偏差値と受験校の偏差値との差の程度ごとに3つに大別されます。それは
- 挑戦校
- 実力相応校
- 安全校
の3つ。
第一志望校が決まり、入試日がわかると併願先も絞られてきます。そして併願校を決める際に注意しなければならないのはお子さまの成績とのバランスです。
第一志望校も含め、受験する学校を高望みし過ぎる点には注意が必要と言えるでしょう。学校の知名度に気を取られ、無謀な冒険をすることは決してお子さんのためになりません。
だからこそ、受験の雰囲気に慣れさせるという意味も込めて、併願先には、
- 家から近い学校
- 模試での判定が安全圏の学校
を含めることをおすすめします。
「合格」の経験を積むことは、第一志望の受験に向けて緊張の高まっているお子さんの心に余裕を作るでしょう。また、過去問を見比べて、出題傾向の似ている学校を併願先にするというのも一つの手です。
しかし注意も必要で、ただ練習として受けるというのではなく、その学校の進学実績、通学の便利さなども考慮するのが大切です。
どうか、お子さまが安心した気持ちで第一志望の学校を受験できるような併願校の選び方をしてください。
もし仮に第一志望への合格が叶わなかった場合でも、「結果的に、入学してよかった」と思えそうな学校を受験すること。
それこそが、子どもに自信をつける併願校の選び方だと言えるでしょう。
中学受験の相談は「みらい創研ゼミナール」へ
受験は、子どもにとって人生最初の“試練”。
だからこそ親子一丸となり、しっかりと作戦を立てた上で臨むことが大切です。
「どのように併願校を選んだらよいかわからない」
「志望校の校風をもっと知りたい」
「子どもの個性に適した学校はどこ?」
そんなご不安をお持ちの保護者さま。
ぜひ個別指導塾であるみらい創研ゼミナールへご相談ください!
お子さまの個性にあった講師による個別指導で成績アップをサポートすると同時に、豊富な実績から受験校の情報提供などのアドバイスもご提供いたします。
2017年からは小学校1〜3年生のお子さまを対象にしたみらい創研エリートを創設しました。
小学校低学年から学習習慣をつけることで、高学年を対象とした中学受験の公開模試で高得点を取る「中学受験エリート」を育てたい!という私たちの熱意が結実したコースです。
みらい創研ゼミナールの中学受験コースで、お子さまを“中学受験エリート”へ育ててみませんか?
参考コラム
中学受験エリートの育て方(前編)
中学受験エリートの育て方(後編)
塾に通う、その前に!
とにかく成績を上げたい!
とにかく合格したい!
そんな思いが日本中の塾で渦巻いています。
しかし、塾に通おうとする前に考えてみてください。
学校でいったいどれだけの時間を使って勉強をしていますか?
みなさんは学校で毎日6時間×週5日間=合計30時間は授業を受けていると思います。
そして英語や数学も週5~6時間は授業を受けているはずです。
毎月120時間…1年間で1000時間!!
それで結果が出ない状況を、週2回~週3回程度の塾の授業で挽回しようとするのはどう考えても無理ではないですか? …続きを読む
受験対策や普段の学習に関するお悩みがあるなら、
まずは相談してみてはいかがでしょう?
03-6413-6261(みらい創研究ゼミナール 桜新町校/担当:石川)
03-6413-6261
(みらい創研究ゼミナール
桜新町校/担当:石川)
本コラムは、限定個別指導のみらい創研ゼミナールが運営するコラムです。
みらい創研ゼミナールは、桜新町,深沢,弦巻,新町,用賀,上用賀,駒沢,中町,上野毛など東京都世田谷区内から多くの生徒が通っております。